読書

QED神器封殺

評価:7/10点 QED 神器封殺 (講談社ノベルス)作者: 高田崇史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/12メディア: 新書購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (76件) を見る 講談社ノベルスの1月の新刊を早速購入。 買ったのは表題の高田崇史著:「Q…

11・12月読了図書

先月はお金が無くてあんまり読めてないです(泣。 11月にまとめ買いした反動か・・・。 一般書 パオロ・マッツァリーノ 「反社会学の不埒な研究報告」 ミステリ・エンタメ 西尾維新 「ネコソギラジカル・下」 森博嗣 「赤緑黒白—Red Green Black and White…

博士の愛した数式

博士の愛した数式小川 洋子 新潮社 2003-08-28売り上げランキング : 1,273おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools第一回本屋大賞受賞作が文庫落ち、という事で買ってみました。 中々真っ当なドラマで面白く読めました。しかしどうにも老数学者の「記憶…

AHEADシリーズ完結!

ついに川上稔著作のライトノベル、終わりのクロニクルが全7巻で完結しました。 7巻と言っても14冊あります(汗。とにかくこのシリーズ、設定量が尋常じゃありません(この作者自体、ですね)。シリーズの概要としては、1巻(上)の紹介文を引用すると、…

感想:ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い西尾 維新 講談社 2005-11-08売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsついに西尾維新の戯言シリーズが完結。 最終巻の感想の前に思うことを少々。戯言シリーズとは、そもそも何だったの…

買いすぎ

昨日だけで新刊の本を5冊も買う。 明らかに買いすぎた・・・。 しかし、ほっといてもいつか買う本なのでしょうがないかなぁ。買ったのはこの5冊。終わりのクロニクル (6上)川上 稔 メディアワークス 2005-11売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-…

AHEADシリーズ完結

川上稔の「終わりのクロニクル」シリーズがついに完結とのこと。 ですが、その完結の仕方が尋常じゃない。11月、6巻上・下同時発売。 定価各810円で上巻が579ページ、下巻が611ページ。12月、最終巻の7巻発売。 定価1250円!1100ページ(仮)…

感想:黒の貴婦人

黒の貴婦人西澤 保彦 幻冬舎 2003-11売り上げランキング : 96,704おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 黒の貴婦人西澤 保彦 幻冬舎 2005-10売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools評価:8/10点 西澤保彦のタックシリーズの第3短編…

9・10月読了図書

またもやブログを放置プレイ。 取り敢えずタイトルだけ列記して、 全部に感想を付けていきたいと思います(目標)。一般書 森博嗣 「大学の話をしましょうか」 小笠原善康 「議論のウソ」ミステリ 宮部みゆき 「火車」 山口雅也 「生ける屍の死」 高田崇史 …

8月読了図書

今月は妙に短編小説が多かったです。小説 片山恭一著「世界の中心で、愛をさけぶ」2/10点 感想既述。 西澤保彦著「死者は黄泉が得る」5/10点 著者得意のSFミステリ。 あらすじは、 死者を甦らせる装置のある謎の館。そこには生ける屍と化した女性達が、生…

感想:世界の中心で、愛をさけぶ

はい、最早説明不要の大ベストセラー、セカチューです。大学近辺のブックオフで105円になっていたので買ってみました。 まあ、100円以上これに費やすつもりはさらさら無かったので良かったです。ストーリーとかはさんざん映画やらドラマやらでやったの…

7月読了図書

小説まずは友人に借りた3冊。 田口ランディ著「コンセント」7/10点 3部作の1作目にして小説デビュー作。 どこまでが私小説でどこまでがフィクションなのか良く分かりません。 「正気と狂気の境目」というテーマは非常に重く、考えさせられます。 田口ラン…

6月読了図書

小説 西澤保彦著「実況中死」6/10点 超能力の存在を前提としたミステリ、チョーモンインシリーズの長編。 「他人の見ている情景をそのまま見えてしまう」という超能力を得たばかりに、 殺人やストーカー行為を体験してしまう女性の話。 その女性は誰の情景を…

5月読了図書

小説 貴志 祐介著:「青の炎」7/10点 最後の結末がなぁ・・・。 中盤は中々でした。 主人公が若干短絡的なのは若さ故の過ちか・・・。 宮部みゆき著:「ステップファザー・ステップ」5/10点 所謂連作短編集でしょうか。 宮部みゆきはキャラクタ造形が上手い…

連休中読了図書

ぼんくら7/10点宮部 みゆき講談社 2000-04売り上げランキング : 74,457おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsいや、中々面白かったです。 なんといっても登場人物の描写が上手い。 主人公を始め、長屋や岡っ引きの連中が生き生きと魅力的に描かれてい…

4月の読了図書その1

忙しいなりにちょこちょこと本を読んでます。宮部みゆき著:「R.P.G.」5/10点 う〜ん、全体としてはまあまあなのですが、 何せネタが短編レベル。 正直長編でやるほどの話ではない気がしました。 映画にちょうど収まりそうな感じ。 途中の冗長な説明・会話…

雑記

栗本薫って女性だったんですね・・・。 読売新聞のインタビュー記事の写真で初めて知りました。 不覚・・・。 グインサーガは昔図書館で1巻だけ読んだきりです。宮部みゆきを借りて読みました。 読んだのは「東京下町殺人暮色」。 実は宮部みゆきの作品を読…

感想:夏と冬の奏鳴曲

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)麻耶 雄嵩講談社 1998-08売り上げランキング : 48,809おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools9/10点あんまり最近のミステリばっかり読むのも良くないかなと思い、麻耶雄嵩に手を出してみました。この作者、新本格では第2世代に…

猟死の果て

猟死の果て 西澤 保彦 / 角川春樹事務所 8/10点あらすじ卒業を間近に控えた青鹿女子学園の生徒が、「市民公園」で全裸死体で発見された。性的暴行および強盗目的の痕跡がないことから、動機として怨恨の線が強まるのだが、捜査中に同じ青鹿女子学園の、同じ…

黄金色の祈り

黄金色の祈り 文春文庫 西澤 保彦 / 文藝春秋あらすじ他人の目を気にし、人をうらやみ、成功することばかり考えている「僕」は、高校卒業後、アメリカの大学に留学するが、いつしか社会から脱落していく。しかし、人生における一発逆転を狙って、ついに小説…

彼女が死んだ夜

彼女が死んだ夜 西澤 保彦 / 角川書店あらすじ(文庫カバー裏より) 門限はなんと六時!超厳格教育で育てられた箱入り娘のハコちゃんこと浜口美緒。両親を説得し、やっとのことでアメリカ旅行の許可を得た。両親の目を盗んで大学の仲間が壮行会を開いてくれた…

φは壊れたね

あらすじ: おもちゃ箱のように過剰に装飾されたマンションの一室に芸大生の宙吊り死体が!現場は密室状態。死体発見の一部始終は、室内に仕掛けられたビデオで録画されていた。タイトルは『φは壊れたね』。D2大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件の謎を…