感想:世界の中心で、愛をさけぶ

はい、最早説明不要の大ベストセラー、セカチューです。

大学近辺のブックオフで105円になっていたので買ってみました。
まあ、100円以上これに費やすつもりはさらさら無かったので良かったです。

ストーリーとかはさんざん映画やらドラマやらでやったので説明不要でしょう。
恋人が白血病で死ぬ、以上。
プロットはこれ以上でも以下でもなく、
特に目新しいところは全くありません。

しかし、主人公の言動が相当に異常なのは俺の気のせいでしょうか。
なんかもう、支離滅裂で違和感ありまくりでした。
具体的な箇所の指摘は再読する気が全くないので避けますが、
これ読んだ人は何も変だと思わないのかなぁ。

ちなみにドラマであった、
主人公の祖父が死んで、主人公が自転車ですっころんで嘆き悲しんでるところに
恋人が手を広げて慰めるシーン(うろ覚え)、
あれはドラマオリジナルなんですね。
さすがにあんな薄い本を連続ドラマにするにはエピソードの追加も必要になるよなぁ。

なんだか、二人が恋人になるまでとか、ヒロインが病気になるまでとか、
そういう過程を全てすっ飛ばしてるので全然感情移入できない。

これが売れちゃうんだから、世も末だよなぁ・・・。