劇場版Zガンダム3・星の鼓動は愛
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
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評価:6/10点
ついにZガンダム完結編がDVD化。結局3部作は全て劇場ではなくDVDでの鑑賞、ということになってしまいましたが、ともあれスパロボでストーリーを知った世代としては1作品として(再編集版とはいえ)リアルタイムで最初から最後まで観れたのはなかなか感慨深いものでした。
以下感想。
- 主要キャラの結末(生死)は知っていたものの、それにしてもみんな死にすぎです(苦笑)。しかも大概は無駄死に。
- カツがあまりにDQNで全く共感できない(苦笑)。台詞の度に「それなんて中二病?」と突っ込んでしまいそうなほど。カツがサラをぶっ殺したのはまぁ、一年戦争のアムロとララァのリピートなんでしょうが、それまでカツに戦果がろくにないため単にバカがしゃしゃり出て勝手にトラウマ作った、としか思えない。お前は何しに単機でハマーンの戦艦に行ったのか、と。*1んで死に方も悲惨。ほんと無駄死に。
- ジェリドの最後の小物っぷりはなかなか泣けました(苦笑)。もう完全にカミーユに相手にされてなかったですね。せっかくバウンド・ドッグで出て来たのにあっさり撃墜。まぁ、そりゃあハマーンとシロッコの前にはジェリド程度じゃ霞むわなぁ。
- とにかくキュベレイが格好いい。永野メカの異質さ(オリジナリティ)を再確認した感じ。
- 戦闘シーンの新作カットは相変わらずハイクオリティ。ジ・オの隠し腕なんか良い感じに動いてました。
- 不満を挙げるなら、シロッコとのラストバトルはいっそ全カットリメイクして欲しかったな、と。Zガンダムハイパー化とか、ウェーブライダー突撃とか、新作カットで観たかったなぁ・・・。
- ラストシーンについてはまぁ、あんなもんかと。1部・2部と「ファがヒロインだった史観」で再構築されてきた訳で、その流れならあのラストも自然かな、と。
てな感じでそれなりに楽しめました。しかし、大分原作と歴史背景が変わってしまった訳ですが、Z以後の展開は大丈夫なんでしょうか?*2ZZすっ飛ばして逆シャアとか?どうなっていくんでしょうか・・・。