閉鎖のシステム

閉鎖のシステム (富士見ミステリー文庫)

閉鎖のシステム (富士見ミステリー文庫)


評価:5/10点
オーフェンシリーズでおなじみ秋田禎信氏の最初で最後(?)の富士ミス作品。
なんだかもう相変わらずの秋田節でニヤニヤしてしまいます。しかしミステリとしてはどうなのか。この投げっぱなしジャーマンっぷりは正直駄目だろ、と。その辺再読して確かめたかったのですが面倒くさくなったので割愛。
評価としては秋田禎信愛好者ならば点数は1〜2点あがります。しかしミステリ愛好者だと点数は1〜2点下がるかと。まあ、要するにそういう作品。私は中道者なので間を取って平均点です。
それからこの表紙を含めたイラスト*1は微妙かなぁ。完全な現代劇なのにともすればファンタジー世界の住人かってくらいはっちゃけた服装は・・・(苦笑)。

*1:アマゾンに書影はありませんが・苦笑