ぼくの魔法使い

ぼくの魔法使い DVD-BOX

評価：9/10点
連休中に京都に行ってきたのですが、そのときに友人（の彼女）宅で見たのがこのドラマ。結局2日で全11話見切ってしまいました。どんな旅行だ（苦笑）。
いわゆるクドカン脚本のドラマですが、日テレ放映ということもあってかあまり世評はよろしくない*1。私も見るまで全く知らなかったのですが、相当面白いです。
内容としては、主人公道男（伊藤英明）と留美子（篠原涼子）がバカップルな夫婦。あらすじとしては留美子と田町（古田新太）が衝突して以来、留美子が記憶を思い出そうとするたびに田町に変身してしまう、という筋と、会社を首になった道男が広吉代理店という便利屋に就職して色々な相談者の悩みを解決していく、という筋が並行して展開していきます。
まぁしかしどこまでもギャグが面白い。
当然メインネタである変身も話が進む毎に発展していくのですが、変身は周囲の人にどう見えるか？（道男の妄想ではないのか？）とかそういう数話は引っ張れそうなネタを序盤であっさりばらしてさらにむちゃくちゃな展開に持って行くのは流石クドカン、という感じです。
出演陣としては、本人役で出演の井川遥を見直しました。写真とかではあんまり美人だとは思わないんですけどね。*2なかなか良い演技をするなぁ、と。
それからバカップルな篠原涼子が思った以上に可愛い。（実際の時系列とは逆ですが）先に「アンフェア」の演技を見ていただけに、こういう演技も上手いなぁ、と素直に感心してしまいました。
しかし古田新太は凄いなぁ。バカ女の演技がむちゃくちゃ上手くて非常に気持ち悪い（笑）。普通、裸エプロンとか出来ないですよ（苦笑）。彼あってのこのドラマ、ではないでしょうか。

*1:と、言うか知名度自体低い。

*2:要するに個人的に好みではない、という意味でそれ以上の他意はありません。