感想:地球が静止する日

評価:3/10点
年末に鑑賞・・・実は公開初日に観てましたが大分感想を書くのが遅くなりました(苦笑)。
一言で言うととても残念な出来でした。宣伝の大プッシュを見るにどんな大作映画かと思ったら、非常にCG部分が微妙。金掛けてない感じがありあり。なので「大作映画」を全面に押し出した宣伝との落差がだいぶ謎な映画でした。予告編でほぼ主要なCGを出し切ってるのが何ともアレな感じ。
まあ、「キアヌさん大冒険」映画としてはまあまあなんじゃないでしょうか(苦笑)。彼らしい演技で微妙に楽しめます。制作費はやっぱりキアヌさんの出演料で使い果たしてしまったのかしら。
一大スペクタクル映画としては非常にアレな出来なので、そういうのを期待して観ると相当辛いと思います。非常に残念。


以下微妙にネタバレなので続きを読むで。

しかし、「ナノマシンによって世界が崩壊していく」というネタの演出としてはターンAガンダムの方が断然上というのが何ともかんとも。直接驚異を描くシーンが実質的に予告編の「トラックが後ろから削れていく」シーンと「スタジアムが崩壊して砂と化す」シーンだけじゃなあ。
ラストのクライマックスで主人公ご一行様が「橋の下に隠れる」事でナノマシンをやり過ごすシーンは思わず失笑してしまいました。なんでスタジアム1個を数秒で砂に出来るのに主人公達が隠れた橋は全く壊れないんだよ!、と(苦笑)。