去年映画館で観た映画ランキングベスト5

昨年は自分にしては珍しく、それなりの本数の映画を観た年でした。
せっかくキャンペーン(↓のリンク参照)をやっているので、それに便乗して昨年観た映画の総括をしてみたいと思います。ちなみに劇場限定。
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第5位
リトル・チルドレン
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感想既述感想:リトル・チルドレン - さかさまの虹
あんまりにも主人公の一人の男が駄目駄目で苦笑する事しきりな映画。タイトル通り年食っても結局みんな子どもだよね、と。そんな映画です。登場人物それぞれの「幼児性の発露」が、悲喜劇を生み出していきます。
蛇足ですが記事を書いていて、女は自己をみて(自己満足、自己肯定)、男は他者をみる(関係性からの承認欲求)、なんて事を考えました。主人公の男女のありようがまさしくそんな感じ。

第4位
ブレードランナー ファイナル・カット
[rakuten:book:12117854:detail]
感想既述感想:ブレードランナー ファイナル・カット - さかさまの虹
古典SFの名作映画のリマスター版。・・・の一言で片付けられないくらい、圧巻の仕上がりとなっています。デジタルリマスターでここまで魅せる事が出来るというのは非常に大きな事だなぁ、と。これからは簡単にリマスターして一丁上がり、とするわけにはいかなくなるのでは無いかと。Zガンダム劇場版とかあんまりやる気無かったからなぁ・・・(苦笑)。古典的名作がこういう形で鑑賞しやすくなるというのは非常に意義深い事だと思います。技術の進歩は偉大だなぁ。

第3位
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序
(+エヴァンゲリオン旧劇場版)


感想未既述。
ヱヴァはちゃんと夏に劇場で観ていたんですが、感想を書く機会を逸してそのままにしてしまいました。と、いうよりも公開時に良質な評論を読みすぎて書く気が失せたんですよね(苦笑)。みんな何だかんだでヱヴァが大好きだなぁ。本編も、頑張るミサトさん等、微妙な演出の変更点の数々が良い感じです。・・・それよりも早く「破」を公開してくれ・・・、と。
んで、実は旧劇場版をこれまで見逃していた事の重大さに改めて気づき、あわてて鑑賞しました。ストーリー等のアウトラインはほぼ観る前から把握していたのですが、それでも強烈な作品ですね・・・。公開当時観ていたら確実にあてられていただろうなぁ・・・。

第2位
キサラギ
[rakuten:joshin-cddvd:10092675:detail]
感想既述感想:キサラギ - さかさまの虹
ミステリ読みとしては、十分にミステリとして楽しめ、更にコメディとしても良質、と2度美味しい映画でした。
ひとつ欠点を挙げるとするなら、最後のオチで「いい話」にしてしまっている点。ここはちゃんと最後までコメディで落としてほしかったなぁ、と。エンドロールの「アレ」で落とすための2段オチ、としてなら評価出来ますが、どうだろう?

第1位
リトル・ミス・サンシャイン
[rakuten:book:12019801:detail]
以前書いた感想はこちらリトル・ミス・サンシャイン観てきました。 - さかさまの虹
所謂ミニシアター系の映画で大作ではないのですが、役者陣が地味に達者な人ばかりで安定して観る事が出来る映画です。公開後にアカデミー賞も受賞し、あれよあれよという間にレンタルビデオ屋でも人気作になって行ったのは嬉しい限り。やっぱりこういう地味な映画でも正当に評価される、というのは嬉しいですね。
素直に観れば「家族の再生」を描くロードムービー、といったところですが、所々にきっちりと風刺を効かせている所が良いですな。


以上でございます。
今年もいろいろな映画を観ていきたいな、と。