ナツ100
ナツ100参加者募集 終わりました。 - 酔拳の王 だんげの方
新潮文庫夏の100冊を基に、漫画でお勧めの100冊を挙げて、それを集計しよう、というこの企画。
そこまで漫画マニアというわけではないのですが、やってみました。
条件は
・連載が終了しているもの。
・連載中のものは20巻以上発行されている物
・現在でも比較的手に入りやすい、読みやすいもの。(古本屋とか 漫画喫茶とかで手に入る 読める)
・最低ラインは50個です。(100個選べない人用)
この4点。
まずはサンデー系20作。
- ゆうきまさみ「究極超人あ〜る」
- 5指に入るギャグマンガ。ネタがマニアック。
- ゆうきまさみ「機動警察パトレイバー」
- どれか1作品と言われたらこれを挙げます。それくらい好き。
- ゆうきまさみ「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」
- リアルな競馬産地漫画。
- あだち充「H2」
- ひかりよりはるかの方が好きだったなぁ。
- あだち充「虹色とうがらし」
- 時代劇に見えて実はSF。
- 藤田和日郎「うしおととら」
- 壮大なプロットの構築は見事。
- 皆川亮二・七月鏡一「Arms」
- これぞSF。
- 河合克敏「帯をギュッとね!」
- 地味だけど、非常にリアルな柔道漫画。
- 河合克敏「モンキーターン」
- 競艇すらも漫画にしてしまうのはサンデーならではかと。
- 青山剛昌「YAIBA」
- ほとんどジャンプ漫画。
- モリタイシ「いでじゅう!県立井手高柔道部物語」
- ラブコメ展開で一躍ブレイク。
- 久米田康治「かってに改蔵」
- 下ネタ漫画からイタいオタク漫画にクラスチェンジしたのは正解だったと思う。
- 草場道輝「ファンタジスタ」
- サッカー漫画では一番好きです。
- 曽田正人「め組の大吾 火事場のバカヤロー」
- キャラも画もとにかく熱い!
- 椎名高志「ゴーストスイーパー美神 極楽大作戦!!」
- 作者のシニカルさと少年誌的熱さが同居してる感じが好きです。
- 西森博之「今日から俺は!!」
- 下ネタを抜きにギャグ漫画と不良漫画を両立させたのは希有な存在かと。
- 西森博之「天使な小生意気 A Cheeky Angel」
- 前作と同様、悪役の描き方とその倒し方が非常にうまい。
- 高橋留美子「らんま1/2」
- 高橋留美子はこっちの路線の方が向いてると思う。
- 井上和郎「美鳥の日々 MIDORI no HIBI」
- 右手が恋人。
- 藤木俊「こわしや我聞 GAMON THE DEMOLITIONMAN」
- 熱い作風の若手。次作も期待してます。
お次はジャンプ系10作。
- 三条陸・稲田浩司・堀井雄二「Dragon quest—ダイの大冒険」
- ポップが真の主人公。
- 和月伸宏「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」
- 終盤は賛否両論だったけど、個人的には凄く好きな作品。
- 荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」
- ジョジョは基礎教養です。
- 許斐剛「テニスの王子様」
- 現在のジャンプにおけるネタ漫画ナンバーワン。
- 梅澤由香里・ほったゆみ・小畑健「ヒカルの碁」
- とにかく画が綺麗。碁を少年誌で漫画化した、というだけで高評価。
- 鈴木央「ライジングインパクト」
- 行き過ぎた能力インフレは置いておくとして、キャラが非常に魅力的。
- 尾田栄一郎「ONE PIECE」
- 何だかんだでコンスタントに面白いと思う。
- 井上雄彦「SLAM DUNK」
- 私たちの世代でこの作品の影響を受けていない人はいないんじゃないか、ってくらいな作品。
- 久保帯人「BLEACH」
- ネタ漫画その2。オサレの前には全ての突っ込みは無力となる。
- なにわ小吉「王様はロバ 〜はったり帝国の逆襲〜」
- 個人的にはジャンプ巻末漫画と言えばうすた氏ではなくてこちら。
その他少年誌6作
- 板垣恵介「グラップラーバキ」
- 近年劣化激しいが、それでも。
- 渡辺道明「ハーメルンのバイオリン弾き」
- ギャグ漫画としては非常に実力を持っている。が、後半鬱展開。
- 衛藤ヒロユキ「魔法陣グルグル」
- そういえばオチを読んでない(汗)。
- 藤原カムイ・川又千秋・小柳順治「ロトの紋章—ドラゴンクエスト列伝」
- 画力もストーリー展開も一級品。
- 安倍吉俊・gK「ニアアンダーセブン」
- 貧乏ギャグが最高。マイナー作品ですが、お勧めです。
- あずまきよひこ「あずまんが大王」
- 一時代を築いた作品。
青年誌系9作
- 芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」
- まったり。
- 岩明均「寄生獣」
- 取り敢えず押さえておくべきかな、と。
- 岡田芽武「ニライカナイ」
- 漫画とは勢いだけでも意外と何とかなるもんだ、と思わせる作家。
- 藤島康介「逮捕しちゃうぞ」
- 萌えの皮を被ったメカフェチ漫画。
- 二宮ひかる「ハネムーンサラダ」
- エロいけど痛い漫画。
- 柴田ヨクサル「エアマスター」
- 格闘漫画に必要なのはリアリティではなく熱量である、というのを実証した漫画。
- 冬目景「羊のうた」
- この作者にしては珍しく完結。
- ももせたまみ「ももいろシスターズ」
- 萌え系下ネタ4コマ漫画。
- しげの秀一「頭文字D」
- 近年劣化激しい。主人公が絶対に負けないバトル漫画をいかに盛り上げるか、というテーマの失敗例。
少女漫画5作
- 榎本ナリコ「センチメントの季節」
- 抜けないエロ漫画。トラウマ漫画。
- CLAMP「カードキャプターさくら」
- 実は萌えの皮を被った変態漫画(苦笑)。
- 高屋奈月「フルーツバスケット」
- あざといな、と思いながらも、感動しちゃうんだよなぁ。
- 津田雅美「彼氏彼女の事情」
- 個々のエピソードが秀逸。しかし個人的にはオチがぐだぐだかな、と。
- 羽海野チカ「ハチミツとクローバー」
- 単行本派なのでオチを知りません(汗)。泣けます。
てな感じで、50作がやっとでした。
中高と少年サンデーを買っていた影響でサンデー系が圧倒的ですね。逆に少年マガジンは1作も入ってないという(汗)。
もうちょっと今の内に漫画も読んでおきたいな、と思ったり。