記憶の果て
- 作者: 浦賀和宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/08
- メディア: 文庫
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評価:4/10点
それなりに評判の良い作家なのでブックオフで買ってみました。メフィスト賞受賞作のデビュー作。
以下感想。
正直微妙。てか、これってミステリなのだろうか?謎の提示もそれに対する解決もほとんどなし。アンチミステリ風だけれど、それはそれで何か中途半端な印象。
主人公が嫌なガキ過ぎてどうにもこうにも。あそこで数少ない友人をボコったらいかんでしょ。
真相(らしき物)の気持ち悪さも麻耶あたりの作品較べたら全然。
巻末の解説を読むと、どうやらシリーズの他作品で残された謎の回収を行っているようだけれど、正直続巻を読むかは微妙だなぁ、と。