涼宮ハルヒの動揺

最近ライトノベルばっかり読んでるなぁ、と。しかしここのところ読みたい本もライトノベルばっかりなんだよなぁ。取り敢えずハルヒの既刊を全部読んだら方向性について考えてみよう、と。

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)


評価:5/10点
てな訳でハルヒシリーズ6作目はやっぱり短編集。どうしても雑誌連載で短編を書くと長編が後回しになってしまうのは宿命なのでしょうか?
以下短編毎に感想。
ライブアライブ
同名のゲームはやったことなし。って関係ないですな。メインは文化祭ネタ。にしても鶴屋さんはなんであんなにイラストがロリ系なんだろうか・・・。何か違和感が。
朝比奈ミクルの冒険 Episode00」
自主制作映画の完成版。アニメでも思ったのだが、正直映画であんなに主観視点丸出しのモノローグが入ったら萎えると思う。
ヒトメボレLOVER
後書きで作者の言う通り長門メインの話。こういう結論が端から見えるような話はあんまり好きじゃないなぁ。好みの問題でしょうが。
「猫はどこへいった?」
ミステリとしては・・・アリバイトリックとしては弱いかな、と。タイトルがトリックの内容に(やや)触れていて、どんでん返しがない所もマイナスな印象。
「朝比奈ミクルの憂鬱」
またもや話自体が伏線のような話。


何だかベタな話が多いですな。それが魅力でもあり、違和感を感じる所でもあるのでしょうが。取り敢えず既刊は読んでみたいと思います。