涼宮ハルヒの溜息
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/09
- メディア: 文庫
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評価:5/10点
谷川流のシリーズ第2作。
正直1作目の憂鬱が全然面白いと感じなかった為*1、どうしようかと思いましたが結局買ってみました。実に1作目を買ってから半年振り(苦笑)。
んで、その2作目ですが結構面白かったです。相変わらずヒロインのハルヒは読者の感情移入(or萌え)を拒絶するドキュソっぷり*2ですが、だいぶ慣れました。元々ライトノベルに萌えを求めない質なのでそれは問題なし。んで第2ヒロインのドジっ娘みくるもやっぱり萌えないのですが、元々(略)やっぱり問題なし。んで萌え要素を排除して残る部分は何かってえと、結構まじめなメタ論を内包してる気がするのです。あまりその辺は他者の言説を読んでないのでなんとも言えないのですが。2作目になってようやくその辺が読み取れてきた感じ。1作目を読み返したら評価も変わるだろうか?世間の評判はハルヒのあまりのドキュソっぷりが原因で低いようですが、その辺著者の確信犯って可能性もある気が。
とりあえずもう少し読み進めてみようと思います。
追記。
ちなみにこの話を第1話に持ってきたと噂のアニメは未見。テレビを定期視聴する習慣がここ5年くらいないんですよね・・・。あ、でもブログ界隈でのアニメの好評っぷりが2巻を買う動機の一つになりました。