酷い話
もうほとぼりも冷めた頃だしいいかな?
Yoshiの書いた小説がどんなに酷いのかと思って見たわけですよ。
スペシャルドラマの翼の折れた天使たち。
しかも第2夜だけ。
そしたら案の定酷かった訳です。
以下ネタバレ含みますので注意。
ストーリーのアウトラインとしては
何だか過去のトラウマが原因で引きこもりになってしまった主人公が、
外出しなくても出来るライブチャットのアルバイトを始める。
↓
エロ目的の酷い客とかに当たって世間の厳しさを受けながらも、何故かそこで普通の話しかしない優しいお客さんに会い、その謎の人物に惹かれていく。
という感じ。
酷かった点を挙げていくと
- その謎の人物が本当にネタとしか思えないような歯の浮く台詞を連発
- んで主人公がトラウマを語り出すが、その内容が「恋人の浮気現場に出くわし、逆上して包丁でブスリ」って主人公完全に加害者じゃん!それでトラウマになって引きこもりって同情出来ないぞ!
- と思ったら謎の人物の正体がその元恋人。
- ばれた原因が主人公がチャットで「人を刺して傷害を負わせた」と告白したらその謎の人物が「車椅子生活でも・・・」と何故かその障害の内容を知っている。・・・ってどんな古典的な使い古しのトリックだよ!
- んで最後は何故か主人公と元恋人がよりを戻す。元恋人の心情が意味不明。親とか凄い勢いで反対しそうだが。
- 思わせぶりに行きつけのコンビニ店員が金子貴俊。しかし思わせぶりなだけでなんの伏線にもならず。完全に無駄キャスト。
- そもそもライブチャットってエロ目的以外あんの?元恋人がライブチャット始めてる時点でドン引きな訳だが。
とまあ、こんな感じでした。
しかしはてなで感想を検索しても堀北真希萌えが大多数で否定的な意見はほとんどなし。
なんで?
結局男がエロゲとかやるのと一緒で都合のいい幻想があればどんなに陳腐でもそれで売れてしまうのだな、と。
そもそもまともな小説が1時間ドラマに纏まるわけがないっての。
そんなことを思いました。