古畑任三郎第一夜

録画しておいた正月の古畑のスペシャルをひとまず2夜分視聴。
微妙に出遅れの感はありますが気にしない方向で。
やはり古畑世代の自分としてはこのドラマをきっかけにミステリ小説を読み出したようなものなので、
これで完結するというのは感慨深い物です。
まず1回目の「今、蘇る死」。


かなり正当な本格ミステリだったのではないでしょうか。
単純に楽しめました。
相変わらず今泉の狂いっぷりがステキです。
それから舞台設定が山奥の寒村だけど都内、っていうのは
八つ墓村などの山村もののパロディっぽくて面白かったです。
大体15年前に石器が出た土地が村の聖地になるってのはギャグ以外の何物でも無い(笑)。
以下ネタバレ込みで白字で記述。


古畑で操り問題を扱ったのは初めてではないかと。
まあ、犯人級のキャストが2人いる時点で石坂浩二が重要なポジションになるのは間違いない所ではありましたが。
ただラストはかなり強引だったかなぁ。
石器が欠けているだけで殺人やその殺害現場まで読むのは無理があるんじゃないかな、と。


以上。
取り敢えず一夜目はキャストよりもミステリ重視、って印象でした。